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Hedwig Houben | ヘトヴィヒ・フーベン

ヘトヴィヒ・フーベン(Hedwig Houben)
1983年オランダ・ボクステル生まれ、ブリュッセルを拠点に活動
www.hedwighouben.nl(PDFが開きます)

出品作品
《好いもの、悪いもの、幸福なもの、悲しいもの》2014
レクチャー/パフォーマンスのビデオ(19分33秒)
ビデオ:バス・シェーファース
京都市美術館1階で展示

《手と目、そしてIt》2013
レクチャー/パフォーマンスのビデオ(20分11秒)
ビデオ:バス・シェーファース
京都市美術館2階で展示

全ての展示風景写真を高画質で見る:
www.flickr.com/photos/parasophia/sets/72157656453789150


ブレダ美術アカデミー(オランダ)、デュッセルドルフ美術アカデミー(ドイツ)およびゲントのフランダース美術高等研究所(ベルギー)に学ぶ。フーベンはレクチャー/パフォーマンスという表現スタイルを用いながら、美術作品に係わる約束事などの関係性を解体していくプロセス自体を作品化する。最新作の《The Good, the Bad, the Happy, the Sad》[好いもの、悪いもの、幸福なもの、悲しいもの](2014)は、類似しながらも対比的な2つのオブジェを使い、道行く人に意見を求めてそのアドバイスによって彫刻の形を変化させていくプロジェクト《好い彫刻と悪い彫刻について 2》(2010)の発展形であり、事物が作者の手から離れて作品となる瞬間を探ろうとする試みと言える。出品作《The Hand, the Eye and It》[手と目、そしてIt](2013)はレクチャー/パフォーマンスの映像で、彫刻になる以前の不定形なオブジェ「It」と、作者、作者の視線と手、作品についての説明的な語りなどの美術作品を成立させる諸要素との間を媒介し関係付ける役割を、粘土で作った作家自身の手の複製に演じさせている。

会場
  • ヘトヴィヒ・フーベン

    ヘトヴィヒ・フーベン《手と目、そしてIt》2013 「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都市美術館会場での展示風景 写真:河田憲政

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