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Simon Fujiwara | サイモン・フジワラ

サイモン・フジワラ(Simon Fujiwara)
1982年イギリス・ロンドン生まれ、ベルリンを拠点に活動

出品作品
《キングコング・コンプレックス》2015
ミクストメディアとビデオのインスタレーション
ビデオ:20分30秒

全ての展示風景写真を高画質で見る:
www.flickr.com/photos/parasophia/sets/72157656801015666


2005年ケンブリッジ大学卒、建築を専攻。フランクフルト造形美術大学でサイモン・スターリングのもとで美術を学ぶ。2010年、フリーズ・アートフェアのカルティエ・アワードを受賞。2012年、テート・セントアイヴスにて大規模回顧展を開催。フジワラ自身の出自や家族の歴史を出発点に、綿密な調査に基づく事実にフィクションを融合させた彼の私的な物語は、作品の形をとることで無数の他者の物語と緩やかに結び付き、少しずつ変化しながら彼の内部ではなく外側へと広がっていく。
PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015では、近作と新作で構成されるインスタレーション作品《キングコング・コンプレックス》を展開。解体直前の旧・帝国ホテル本館での両親の出会いを題材とし、フランク・ロイド・ライトの設計による同館の断片的な再現で構成されるインスタレーション作品《インペリアル・バーへようこそ。1968年、時刻は8時、お飲物はマウント・フジでございます。お楽しみください、すべては儚いものですから…》(2013)の一部や、《Studio Pietà (King Kong Komplex)》[スタジオ・ピエタ(キングコング・コンプレックス)](2013)の映像などを取り入れ、アイデンティティーとセクシュアリティーについてのより普遍的な「インデックス」となる作品に挑戦する。

会場
  • サイモン・フジワラ

    サイモン・フジワラ《キングコング・コンプレックス》2015 「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都市美術館会場での展示風景 サイモン・フジワラ作品貸出(部分):石川コレクション(岡山)、太宰府天満宮 写真:河田憲政

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