Tadasu Takamine | 高嶺格
高嶺格(たかみね ただす)
1968年鹿児島生まれ、秋田を拠点に活動
出品作品
《地球の凸凹》2015
モーター、スピーカー、ナトリウム灯ほか
9分2秒
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www.flickr.com/photos/parasophia/sets/72157656801878686
京都市立芸術大学在学中よりダムタイプのパフォーマーとして『S/N』など3作品に参加。作品は、映像や音響を用いたインスタレーション、写真、映像、造形物、自ら出演/演出するパフォーマンスなど多様な表現の形をとる。在日韓国人の恋人との関係を出発点に、朝鮮人強制労働の歴史を遺す丹波マンガン記念館内坑道跡で生活し制作した《在日の恋人》(2003)。土や廃材を敷き詰めた空間とそこに投影された鹿児島弁とエスペラント語のテキストで構成するインスタレーション《鹿児島エスペラント》(2005)。千人の鑑賞者を巻き込み京都市役所前を熱狂的なダンスフロアに変えた《ジャパン・シンドローム〜ベルリン編》(2013)のパフォーマンスなど、知的な批評/皮肉とユーモアが交錯するそれらの作品は常に自らの身体や生身の人間を基点としており、共同体の中で共有しながら言語化されない、私たちと禁忌との共犯関係をあぶりだす。2011年より継続してきたシリーズ「ジャパン・シンドローム」の最終章となる新作パフォーマンスを2014年9月に京都で行った。PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015では、京都市美術館の地下室で音と光を使用したインスタレーションを発表する。
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高嶺格《地球の凸凹》2015 「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都市美術館会場での展示風景 写真:河田憲政