Yasumasa Morimura | 森村泰昌
森村泰昌(もりむら やすまさ)
1951年大阪生まれ、同市を拠点に活動
www.morimura-ya.com
出品作品
「侍女たちは夜に甦る」シリーズより8点 2013
《待女たちは夜に甦るI:ベラスケスの棺に跪く》
《待女たちは夜に甦るII:静寂のなかに小さな揺らぎを見つける》
《侍女たちは夜に甦るIII:絵の深奥の扉を開ける》
《侍女たちは夜に甦るIV:画家の背中越しに秘密の光景を覗く》
《侍女たちは夜に甦るV:遠くの光に導かれ闇に目覚めよ》
《侍女たちは夜に甦るVI:王国の絵画、絵画の王国》
《侍女たちは夜に甦るVII:ほんとうは何も起こらなかった》
《侍女たちは夜に甦るVIII:そしてだれもいなくなった》
発色現像方式印画
「Hermitage 1941–2014」シリーズより3点 2014
《Hermitage 1941–2014 (Rembrandt room / Vera Milutina)》 ラムダプリント
《Hermitage 1941–2014 (Spanish painting room / Vera Milutina)》 ゼラチンシルバープリント
《Hermitage 1941–2014 (Van Dyke Room / Vasily Kuchumov)》 ゼラチンシルバープリント
全ての展示風景写真を高画質で見る:
www.flickr.com/photos/parasophia/sets/72157656879910395
京都市立芸術大学美術学部卒業、専攻科修了。美術史上の名画の人物や有名な映画女優、20世紀の歴史を動かした人物などに扮装する「自画像的」な写真作品を一貫して制作する。「森村泰昌展 美に至る病―女優になった私」(横浜美術館、1996)、「森村泰昌[空装美術館]絵画になった私」(東京都現代美術館ほか巡回、1998)、「Requiem for the XX Century. Twilight of the Turbulent Gods」(La Galleria di Piazza San Marcoほか巡回、2007–08)など個展を多数開催。2014年には「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」と題して、ヨコハマトリエンナーレ2014のアーティスティックディレクターを務めた。PARASOPHIAでは、美術館の空間を題材に扱った二つのシリーズを京都府京都文化博物館別館に展示。「侍女たちは夜に甦る」は、ベラスケスのミステリアスな名作《ラス・メニーナス》が飾られている閉館後の静まったプラド美術館を舞台にした作品。もう一方の「Hermitage 1941–2014」では、第二次世界大戦時に作品が疎開し額縁だけが残されたエルミタージュ美術館をテーマに、肉眼では見えない現在と過去の交錯を表現する。
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森村泰昌「侍女たちは夜に甦る」シリーズより8点 2013 「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都府京都文化博物館別館会場での展示風景 写真:河田憲政
2015.02.28 18:30-20:30
会期直前カウントダウンイベント/Parasophia Conversations 02
- トークイベント
Parasophia Conversations 02: 森村泰昌×ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「合わせ鏡の対話」
森村泰昌、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル
会場:京都府京都文化博物館 別館ホール
2014.10.05 15:30-
アクセスプログラムin横浜
- その他
アクセスプログラムin横浜[横浜トライアル CASE-3]森村泰昌×河本信治「Still Moving:漂流」
森村泰昌×河本信治
会場:横浜美術館 展示室2(ヨコハマトリエンナーレ2014展覧会場内)
2013.09.06 19:00-20:00
オープンリサーチプログラム03
- レクチャー
- パフォーマンス
オープンリサーチプログラム03[レクチャー/パフォーマンス]ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「M...
ドミニク・ゴンザレス=フォルステル
会場:京都府京都文化博物館 別館ホール