2014.02.15 土曜日 15:00–16:30
プレイベント アクセスプログラム[映画技術史]
- レクチャー
プレイベント アクセスプログラム[映画技術史]森脇清隆「京都の映画――アートとエンターテインメントが交錯した時代」
森脇清隆
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ウィリアム・ケントリッジの作品展示が行われているこの場所(立誠小学校跡地)で、日本で初めてシネマトグラフがスクリーンに動く画を映し出した。
それから117年あまり、我々の日常は動画にあふれ、無意識に享受するまでになっている。動画による表現は、エンターテインメント、ドキュメンタリー、そしてアートというジャンルを超えて今後ますます広く、深く展開していく勢いである。
シネマトグラフ以降、1930年代には、京都は「日本のハリウッド」と呼ばれ、エンターテインメント映画の都になる。そして同時期、映像表現を美学的に捉えようとする動き、そして、ドキュメンタリーとして捉えようとする動きも活性化した。これら京都独特の潮流の源はどこにあるのだろうか。
日本の映像表現の原点になった地でウィリアム・ケントリッジ作品が展示される。この機会に、京都での映像表現の歴史を1930年代までのピュアな潮流を中心にふりかえる。【文・森脇清隆】
森脇清隆(もりわき きよたか)
京都府京都文化博物館学芸課映像・情報室長、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015プロフェッショナルアドバイザリーボードメンバー。1962年生まれ。京都文化博物館開館時から京都府が収集した映画資料の収集、保存、公開に携わる。年間100作品にのぼる博物館での上映企画など、京都の豊かな映画遺産を活用した映像文化振興に取り組む。
ツイッター:@mk_pai
プロフェッショナルアドバイザリーボードとは
より優れた芸術祭の実現を目指すことを目的に、アーティスティックディレクターに対して助言・サポートする専門家により構成されています。
- タイトル
- プレイベント アクセスプログラム[映画技術史]森脇清隆「京都の映画――アートとエンターテインメントが交錯した時代」
- 講師
- 森脇清隆(京都府京都文化博物館学芸課映像・情報室長、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015プロフェッショナルアドバイザリーボードメンバー)
- 日時
- 2014年2月15日(土)15:00–16:30
- 会場
-
元・立誠小学校 スタディールーム(1階 木工室)
〒604-8023 京都市中京区備前島町310-2(木屋町通蛸薬師下ル)
阪急京都線「河原町」駅下車、1a出口より北へ徒歩3分
京阪本線「祇園四条」駅下車、4・5番出口より北西方向へ徒歩5分
*駐車場・駐輪場はありません(駐輪は市営先斗町駐輪場[有料]をご利用ください) - 言語
- 日本語
- 定員
- 40名
- 入場料
- 無料
- 申込
- 要申込
- 主催
- 京都国際現代芸術祭組織委員会、一般社団法人京都経済同友会、京都府、京都市
- 関連展示
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プレイベント[作品展示]ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》
元・立誠小学校 講堂
2014年2月8日(土)– 3月16日(日)