PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015

“大切なのは、飛べるということではない” ——蔡國強

身の回りにある材料を使って、自由につくろう。
つくった作品は「PARASOPHIA（ぱらそふぃあ）」の会期中、京都市美術館の会場にて蔡（つぁい）さんの作品とともに展示されます。

PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015では、京都にも縁の深い中国人美術家・蔡國強の作品の一部を子どもたちがつくり、発表される作品に参加するプロジェクト、「子どもダ・ヴィンチ」を実施します。蔡國強は、中国僻地の農民が知的な好奇心と製作衝動によって身近な材料だけで自作したロボットや潜水艦、飛行機などを収集する「農民ダ・ヴィンチ」のプロジェクトを長年続けてきました。2015年に京都で発表される作品は、その「農民ダ・ヴィンチ」に「子どもダ・ヴィンチ」の制作物が加わる形が計画されています。
この「子どもダ・ヴィンチ」に参加するために、子どもたちが身の回りにある材料で自由に作品を制作するワー クショップを2014年9月から複数回にわたって開催します。子どもたちの豊かな創造力によって制作された作品は、PARASOPHIAの会期中に京都市美術館内で蔡國強の作品と共に展示されます。
「農民ダ・ヴィンチ」プロジェクトから派生した「子どもダ・ヴィンチ」では、身の回りにある材料を使って、子どもたちが自由に作品を制作します。子どもたちの自由な発想を重視し、豊かな創造力によって制作された作品はPARASOPHIAの会期中に京都市美術館内で蔡國強の作品と共に展示されます。

蔡國強（Cai Guo-Qiang）
1957年中国福建省泉州生まれ、ニューヨークを拠点に活動。「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」参加作家。
詳細：蔡國強